探求者とは自分自身を探している人だ。
「私は誰か?」以外のすべての質問を放棄しなさい。
結局、あたなが確信できる唯一の事実とは
あなたは在るということだけだ。
「私は在る」は確かだ。
「私はこれだ」は確かではない。
真実のあなたとは何なのか
それを見出すために努めなさい。
あなたが何なのかを知るために
あなたが何ではないかを知りなさい。
あなたでないものすべてを発見しなさい。
身体、感情、思考、時間、空間、あれやこれ・・・
具象であれ、抽象であれ
あなたに知覚できるものはあなたではない。
知覚するという行為そのものが
あなたの知覚するものが
あなたではないことを示している。
マインドのレベルにおいては
あなたは否定的言語によってしか描写できない。
ということをより明確に理解するほど
あなたの探求はより早く終焉を迎える。
そして、あなたが無限の存在であることを悟るのだ。
~ 近代インドの覚者 ニサルガダッタ・マハラジ ~
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